「籠蝶は花を恋う」

「籠蝶は花を恋う」 2006年11月24日発売

 

原作 ・ 沙野風結子

 

CAST ・ 大川透(有馬鼎)× 笹沼晃(月舘詩央)

      成田剣(中津) 他。

 

 

Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う

 

Dramatic CD Collection 籠蝶は花を恋う

 

15歳になった詩央は遊郭で下働きをしていた。

母親は遊女だった。

ここで生まれ育った詩央は男だと言うのに

遊郭の馴染みのお客、宮坂が詩央を所望したと言うので

売られるところだった。

どうしてもいやだと言う詩央に女将はダメだと言ったが

そこへ有馬鼎という男が助けてやろうか?

というので詩央は縋りつくようにお願いをした。

宮坂だけは嫌だった詩央は

結局は有馬に買われたので

やはり自分はこの人に抱かれるのだ。

耐えられないくらい嫌だったら枕の下に

忍ばせたカミソリで首を書ききればいいと

思っていた。

有馬は詩央を抱いたりはしなかった。

有馬は今まであった人とはどこか違う。

詩央はそう感じていた。

有馬は3か月後の今日お前を見受けする。

だから待っていてくれと有馬は言った。

都合がいい話だと思ったが詩央は信じていた。

それから一月半たった頃

ある家からの至急の使いという人が来た。

詩央は月舘子爵の落とし種だと言う。

月舘子爵は詩央の母を気に入って1年半も買っていて

妊娠したが月舘の妻が嫌がって引き取ることが

出来なかったが、その妻が亡くなって

有無を言わさず引き取られて行った。

外聞が悪いからと養子として

引き取られた。

上流階級の教育をされた。

毎回叱られてばかりだった。

そんな時約束の3か月の日がきた。

有馬を待ったがなかなか現れなかった。

そして詩央は抜け出した月舘邸に

連れ戻されてしまう。

そして詩央は4年後月舘のパーティーで有馬と再会する。

自分の出自を知られないためなら何でもすると

詩央は有馬にお願いする。

有馬は伯爵だった。

そして有馬は怒りに任せて詩央と関係を持つのだった。

有馬は詩央に裏切られたと思っていたのだ。

それは・・・・・・・。

 

 

ー感想ー

 

大川さんと笹沼さんイイ感じです。

本当はお互いに惹かれあっているのに

どちらも4年前のキズが素直にさせない。

お互いに裏切られたと思い

でもそれに触れられずにいるんだよね。

詩央は社交界にうまくデビューするために

詩央の体目的な男が近づいてくるんだけど

それを有馬に打ち明けたら有馬は怒る。

でも詩央は月舘家に恩返しがしたくて

そう言ってしまったのだけど

有馬は詩央を乱暴に抱く。

執事の中津を部屋に入れて抱くところを見せたりするんだよね。

でも中津にも事情があったんだよね。

なんだか切ない。

でも最後は幸せになるからよかったよ。