「雫 花びら 林檎の香り」
「雫 花びら 林檎の香り」 2011年3月23日発売
原作・絵 川唯東子
営業マンの榛名睦樹は造り酒屋に挨拶に行ってくれと
上司に頼まれるが頑固なオヤジがいて有名な酒屋だった
ので苦手だと思っていた。
渋々中川酒造に寄るが店の前に
好みの男性が立っていた。
中川酒造の息子秋作だったが後は継いでおらず
妹の春菜が継ぐ予定で祖父の蔵元を手伝っていた。
人が足りないときに手伝いに来ているだけだった。
ある日会社でPCの調子が悪くなり
会社に業者が来てそれが秋作だった。
だけど相変わらずそっけない。
蔵元は毎回追い返そうとするが
実は榛名は酒が飲めないのだった。
妹の春菜だけが親切だった。
ある日おまんじゅうを食べないかと言われ
頂くがそれが酒饅頭で酔っ払ってしまう。
そして・・・・・・。
ー感想ー
森川さん最初はほんとにそっけない;
演技が凄いなぁって。
あんな態度とられたら私なら近寄り辛く
なってしまうけどなぁ。
榛名はそれでもめげずに頑張っちゃうんだけど
健気だし素直だしだんだんと蔵元も気に入っていきます。
もともとノンケの秋作はちょっと過去があって
それ以来本気の恋愛もできずにいた。
榛名はゲイで途中元彼とかも出てきちゃうんだけど
それからアメリカ育ちだから
はっきり言ってしまうところがあったんだな。
これも私的にはサラッといつも聴けてしまう作品です。
榛名は秋作を口説くけど
秋作は恋愛に興味がないとキッパリという。
とうとう振られるのか・・・・・となんだか
ちょっとかわいそうな感じなシーンもありますが
基本的に榛名が明るいし、春菜も明るいしで
楽しい家族になっていくようなそんな感じがしますね。
おじいちゃん(蔵元)もいい味出してますね。
春菜もいい子で私は聴いていて好感が持てましたが
苦手な人は注意です。
全体的に楽しい雰囲気で聴けると思います。