「ココロサワイデ」

「ココロサワイデ」 2010年4月30日発売

 

原作・絵 宮越和草

 

CAST   平川大輔(平沢孝輔)× 森川智之(久我晴之) 他。

 

ココロサワイデ

ココロサワイデ

 

放蕩息子の晴之は一年前に上海へ行くと言う

叔父から預かった書生の孝輔に一目ぼれをした。

毎晩、芸妓に明け暮れていて女には困っていなかった晴之だったが

生まれて初めて本気で人を好きになり

好きになってから小さな約束をするために心を砕くほど。

だけど気持ちを受け入れてもらってからも孝輔はそっけない。

ある日そういう関係になると言う時に

孝輔は言った。

私が晴之さまを抱きたいのですと。

それから晴之は怒った。

晴之はもちろん、自分が抱く気でいたからだ。

久々に芸妓の元へ訪れたりして当てつけのようにした。

何故俺が抱かれる方なんだ!!と。

そして・・・・・・・・。

 

 

ー感想ー

 

なんだかんだ言って仲がいいですね。

エッチをしようとしても

思い通りにならなくて結局抱かれることを

拒めずそういう事になるわけですが

それでも納得いかずに晴之はいるんだよね。

でも好きだからどっちでもいいと

なったわけだけど。

時代背景は昭和初期くらいでしょうかね。

晴之は自分が抱かれていることを

泊まりに来ている友人にバレないように

するために必死だったりします。

なんとも晴之が可愛いです。

とは言え晴之の方が年上なんだよね。

ぼっちゃんだからわがままだし

ちょっと偉そうだしでも少し抜けてて

面白いキャラです。

何か大きな事件とか起きるわけではないけど

楽しく聴けましたよ。