「まなざしの誘惑」

「まなざしの誘惑」 2006年2月20日発売

 

原作  遠野春日    絵 蓮川愛

 

CAST  三木眞一郎(萩原大成)× 平川大輔(谷口聖) 他。

 

まなざしの誘惑

 

まなざしの誘惑

 

 

日本人形みたいな奇麗な子が完全会員制ホストクラブ

バイオレットにいて年齢も性別も一見不詳で

ミステリアスな雰囲気だと噂の聖は

同性から見た男たちの目には自分はどう映るのか

気になって働くことにした。

だが手をつなぐ以上のことはさせない

お堅いホストでも有名だった。

気の引きたい相手は男に興味があるかもわからない。

世話役として父が連れてきた、大成の気を引きたかった。

聖は代々政治家の父を持っていた。

そんな時お客に無理やりキスをされ

何とか逃げ出すと後ろから誰かつけてくる。

大成だった。

大成は何も言わずついてくるだけだった。

100坪以上ある家にいつも一人だった聖は

お手伝いさんが帰った夜はいつも一人で寂しかった。

 

バイト先で変わったお客の指名が入った。

恋人の振りをして一緒に旅行に行ってほしい、

というものだった。

指名してきた男は好きな男が意地を張って

自分を見てくれないから芝居を打つという。

それに協力することにしたが・・・・・・・。

 

 

 

ー感想ー

 

じれったい唇のスピンオフっていうのかな。

じれったい唇に出てきた芝居を打ったホストが

聖で、今度は聖のお話。

聖は好きな人の気を引きたいけど

中々気を引けなくて、はっきり言い出せない。

演技がうまいお二人なので

聴いていると大成だって好きなのは明らかなんだけど

当の本人の聖は大成の気持ちが分からなくて

大成を困らすようなことをしてしまうんだよね。

そっけなくされるのがつらい。

大成がそっけなくしちゃうのはわけがあるんだけどね。

あまりBLでバットエンドって少ないような気もするんだけど

そういえばこの間聴いたオムニバスのCDは

全部中途半端に終わっていましたね;;

えーーーーーー全部こんな終わり方なのーって

ちょっと不完全燃焼的な気持ちになりましたね。

ただ、特典CDをまだ聴いてないのでもしかしたら

良い終わり方になってるかもしれません。

ただのフリトークだったら笑えるけど( ´∀` ;

そのお話はまた後日。