ジェラールとジャック
「ジェラールとジャック」2008年4月25日発売 ドラマCD
原作 : よしながふみ
娼館でお客を取ることになった貴族の少年ジャック。
初めてのお客は銀髪隻眼の小説家のジェラールだった。
貴族嫌いのジェラールは容赦なくジャックを抱いて
一人で生きてみろと言い残し
ジェラールはジャックに娼館から出られるだけのお金を
残して行ってしまいます。
そして偶然ジェラールの屋敷下男として働くことになったジャック。
ジェラールに反発するがジェラールの書庫の本を読み漁るために
仕事を手早く終わらせるようになる。
ジェラールは貴族を憎みながらも
ジャックのことは憎めなかった。
革命期の激動のフランスが舞台。
長い長いお話。
=感想=
色んなことがあり2人は親密になっていきますが
最初に体の関係を結んでからは
ジェラールは一切ジャックには手を出しません。
父に娼館に売られますがあとから理由が分かります。
母親はさっさと別の貴族と結婚しますが
その養子に迎えたいと言われた家の
肖像画は若かりし頃の母の相手で
ジャックは気が付いてしまう。
そしてもう戻ってこないだろうと思った
ジェラールは下男を雇うつもりでいます。
酔っているところへ
ジャックが戻ってきて
ここへ置いてほしいと懇願します。
それをしってジェラールはジャックを誰よりも愛してやる
と宣言します。
その言葉で
ジャックはジェラールへの気持ちに段々と気が付き始めて
ジャックは慣れていないのでものすごく照れます。
どうしていいかもわからずにある晩とうとう
ジェラールに迫ってしまいます。
そして2人は結ばれます。
途中本当に泣けました。
ジェラールもジャックもそれぞれいろんな思いを抱えてきています。
原作は読んでいますがCDもまけていません。
とても良い作品だと思いました。