よろめき番長
原作 : 依田沙江美
日本茶専門店で働く人間関係がかなり弱みな若葉。
店の前を掃き掃除しているとどんどんと遠くまで
掃いていってしまいます。あそこにタバコが、あそこに紙ごみ
みたいにしてキリがありません。
そして自分ルールで店より10メートル以内
と決めていた。
そんなとき自転車で飛ばして来て若葉にぶつかりそうになった
男がよけてその男が車道に飛ばされた。
危機一髪車には轢かれなかったもののお店で休ませるが
近所の人に病院に連れて行ってあげなさいと
言われ渋々・・・・・。
そんなある日、商店街の
洋菓子職人の家の長男はケーキよりも和菓子が好きで
和菓子の試作品を作っては若葉に食べさに来る。
一度社交辞令で褒めたのが嬉しかったらしく
我流の新作ができるたびに持ってくるが
早く和菓子作りに飽きるのを待っている。
吉川はそんな若葉に一目ぼれした。
何かにつけて会いに来るが
それさえもプレッシャーで・・・・・。
若葉は行きつけの中華料理店で顔を覚えられ
それでも落ち込む。
誰にも気づかれずひっそりとしていたいらしい。
昼を食べることもできずにいた。
吉川は一緒に店に行こうと食べに行く。
人間にかかわるとろくなことがない・・・・・。
=感想=
なんだか恐ろしく後ろ向きだし自分からは
行動するとかは殆どないけど
吉川のことは気になる。
でも笑えます。
お家にお邪魔させてくださいとか言われると
困ります。疲れて疲れて仕方ないです。とか
返してきます。
ちょっとこう変わっています、花とかに話しかけてそうな
雰囲気って言うか。
ちょっと不思議系な感じです。
ほんとにスローな感じでお話は進みます。