淡雪1

「淡雪1」2009年2月25日発売 ドラマCD

 

原作 : 真崎ひかる

 

キャスト : 羽多野渉(武川秀一)× 鈴木達央(和倉佑真)

 

 

高校3年生の佑真は進学をあきらめて将来を

 

1年じっくり考えることに決めていた・・・・・。

 

焼き菓子店ポムでバイトをしていたが、そこに新しくバイトとして

 

入ってきた同じ高校の1年後輩の武川と出会ってから

 

少しづつ佑真は変わり始めた。

 

異性に興味が持てなかった佑真だが

 

まっすぐで媚びない武川に惹かれつつも、

 

好きになってはいけないと言い聞かせていた。

 

そんな時教師に目を付けられ、同族だと見破られて

 

狙われていた。

 

佑真は父一人子一人で暮らしていたが

 

父が体を壊して余命1年だと1年半前に宣告されていた。

 

そんな遣り切れない気持ちを抱えつつも

 

バイトで武川に会えるのはうれしい。だが

 

武川とバイトの女子はいい雰囲気で

 

自分に対する態度と違う武川を見て胸が痛んだ。

 

そんな時、一時帰宅で戻っていた父が風呂で

 

転倒して救急車で運ばれた。

 

バイトをクリスマスの一番忙しい時期に休んでしまい

 

謝罪に来た佑真に残っていた武川と

 

オーナーの水沢と3人でクリスマスケーキを食べる

 

ことになった。

 

へらへらと話す佑真に武川は辛いなら言えと怒る。

 

佑真は気を張っていないと、どんどん駄目になりそうだった。

 

ケーキを食べると佑真は涙が出た。

 

ずっと気を張っていた・・・・。

 

そして目を付けられていた教師にまた呼び出される。

 

逃げられずにいる佑真。

 

もう駄目だと思った瞬間、写メを取られる。

 

「痴漢の瞬間ばっちり撮れました。」

 

そこには武川が立っていた。

 

武川に助けられ「事なかれ主義の臆病者だ」

 

と怒鳴られる。

 

そして・・・・・。

 

 

=感想=

 

「白雨」「慈雨」スピンオフ?って言っていいのかな。

 

発売の仕方が白雨が出て淡雪がでてそれから慈雨が出て

 

淡雪の続きの夏雪がでるという感じで

 

交互に出ています。

 

焼き菓子店ポムの水沢のもとで働いている

 

バイトの2人のお話。

 

高校生カップル。

 

父が病でわずかな命の灯に

 

一人になってしまう不安を抱えながら

 

毎日人を傷つけないように自分が我慢すればいいと

 

思いながら生きている佑真。

 

そんな佑真を見て苛立ちながらも武川は佑真を助けたいと

 

思うんだよね。

 

不幸な偶然があって、どんどん佑真は苦しくなる。

 

切なく悲しい。

 

折角両想いなのに武川の告白を

 

断る佑真はほんとに悲しい。

 

こんな偶然はなくていいよ!!って言ってあげたい。

 

前回の白雨のように大人になってから

 

8年前を振り返るような感じはないし

 

現役高校生のリアルな恋愛をお世話になっている

 

バイト先のオーナーにも見守られながら

 

進んでいきます。

 

若いって勢いがあって怖いもの知らずでって

 

思うけど佑真は凄く消極的です。

 

父親のこともあるから、恋なんて後回しになっても

 

仕方のないことだしまして男同士、そして

 

悲しい偶然も手伝ってしまう。

 

世の中はかなわない恋の方が多いと聞いたことがあります。

 

両想いになれるのは凄いことだから

 

相手を大事にしてねと、むかーーーーーし、仕事先の

 

バツイチのおばさんに言われたな。

 

確かに子供のころから含めてだけど

 

叶わなかった、諦めた、言えなかった、「恋」っていうのが

 

両想いになって付き合うまでの恋より多いように思います。

 

あまり恋愛に積極的ではないからかもしれませんけどね。

 

誰かを好きになるってあまりないんですよね。

 

今のことを一生懸命やって少しだけ自分の時間をもって

 

それに集中してってそれだけで満足しているのかな。

 

恋人よりも友達の方が欲しいですもん。

 

出来れば同じ趣味の人がいい^^;

 

私はもちろん、

 

中々腐女子カムアウトしている人いないんですよね;

 

( ;∀;)