慈雨 白雨2
「慈雨 白雨2」 2009年10月25日発売 「ドラマCD]
原作 : 真崎ひかる
八年振りに思いが通じ合い付き合うようになった2人。
だが雑誌に載ったことでお店が忙しくなり
加賀とすれ違いの日々を送る。
それから間もなく、男と暮らすために高校生の自分を
捨てた母親が店に現れた。
あの人は自分のしたことを忘れたのだろうか。
自分の息子なら何をしても許されるとでも思っているのか・・・・
有隆は勘が鋭く何かあったのかと聞かれるが
母親が現れたことを打ち明けることができなかった。
また現れた母親はお金が目的だった。
八年前、有隆の父親から金を貰い自分を捨てて出て行ったあと
男が金を持って逃げてしまい、町に戻っても那智はいなくて
入院して半年たつが誰もお金を貸してくれないという。
雑誌を見たと来たのは母親だけではなかった・・・・・。
=感想=
やっと2人が思いを遂げられるようになったのに
邪魔する人が来るなって。
中々平穏無事ではいかないみたいです。
母親もいくらお金に困っても自分が捨てた息子に
よく会いに行けるなと思いました。
最低な母親だな。
有隆と那智は親に恵まれなかったし、8年かかったけど
かけがえのない人を手に入れられて良かったよ;;
有隆が言うセリフで「今の俺にはお前を支えられる自信がある」
ってのがあるのですが、8年の間にきっと色々あっただろうし
那智に会いに来るってことはそれ相応の覚悟もあるだろうし。
愛も深かったのだよね。今度こそは離れたくないって。
母親が来たことを有隆に打ち明ける時に
僕は弱音を吐くのが苦手なんだって言うんですが
誰かに弱音を吐くこともできずに生きてきたのかなって
聴いていて寂しくなりました。
「母は死んでしまったと思って生きてきました。人には天涯孤独だと
言ってきました。」と那智が母親に言うんです。
でも心の底から憎めなかったと。
「那智は強いから平気なんだと思っていた。いつも何も言わず
許してくれていたから。」と母。
那智はお金を母親に渡すんです。
「これきりにして欲しい。二度と会いに来ないで欲しい、
父という人が亡くなっても連絡しないで欲しい」と。
そういうが喪失感は隠せなかった。
そんな時、有隆が「バカ、天涯孤独じゃないだろ、俺と隆世が
いるだろ。」
家族なんだから一緒に住もうって言うんですよ。
もう泣けました。
捨てる神あれば拾う神ありです。
生きていればいろんなことがあるけどいいことだってあるはず
だよなぁって。
ここ数年あまりいいことがない私は思いましたよ。
もう少し我慢すれば、きっと良いことが起こるはずさっ
とりあえずお腹空いたからご飯でも食べちゃおうかな。
ってそういえば月のものがもう12日間もある・・・・・。
いつ終わるのだろうか。貧血がヤヴァイ。
お腹すくのもこころなしか早い気がする。