白雨
「白雨」 2008年10月25日発売 ドラマCD
原作 : 真崎ひかる
八時半か・・・。そろそろお店を閉めようか。
カフェのオーナー兼店長の那智はバイトの子たちに声をかけた。
店長、でもいいのですか?と問われる。
このところ決まった曜日に小さなお客様が訪れる。
そして売れ残ったケーキを全部買いしめていく。
5歳くらいの男の子。
次来るときは親御さんとおいでというと
分かったと言って男の子は帰っていた。
そして次の男の子が訪れる日に父親に付き添われて
その子はやってきた。
そこに現れたのは8年前お互い好き会っていたが
親同士の勝手な約束で引き離されそうになり心中を約束するが
彼の未来と自分の親のしたことを思い
自分から裏切って離れることになった相手、加賀だった。
=感想=
8年ぶりに自分のお店に来た加賀を忘れられずにいた那智。
それを覚られたくなくて恋人がいると嘘をつく。
そして8年前の二人を辿りながら
現在の2人が描がかれています。
いい先生に恵まれたが、親は最低だった那智。
男と誰も知らない町で暮らすと言い那智を捨てる母。
一方、加賀は町では有力者の息子で苦労知らずのようだが
やはりお金で何でも解決する親の元反発しながら生きていた。
父は愛人の家に入り浸りで加賀には見向きもしない。
再婚して来た義母も同じだ。
斜に構える加賀だが、那智はためらいもせず
はっきりものを言います。
お年寄りや子供に優しい加賀を意外に感じながらも
本当は優しい加賀にうちとけていきます。
そして母に捨てられた那智は一人黙って町を出ていきます。
バイトの2人もいい味を出しています。
武内さん結構好きですね。
受けが多い声優さんですが攻めも一度だけ聴いたことがあります。
谷山さんはドルチェのイメージがどうしても抜けない^^;
バイトの2人、羽多野さんと鈴木さんもいい味出しています。
フリートークはとても楽しそうに話していました。
皆さんサービス旺盛ですよね~。