どうしても触れたくない
「どうしても触れたくない」 2009年3月27日発売
原作 : ヨネダコウ
キャスト : 石川秀朗(外川陽介)× 野島健児(嶋俊亜紀)
原作既読。
転職した嶋。
会社のエレベーターで二日酔いで酒とタバコの匂いをさせた男
外川と会う。
最初の出会いは最低だったけど、外川の無意識な気遣いや、
優しさに惹かれていく。
付き合ってた男にひどい目にあわされて
会社を辞めた過去があり、自分を戒める嶋だったが。
一方、嶋の人との距離の取り方を気にしていた外川だったが
いつも一人で昼を取る嶋を誘うがタイミングが悪く
中々チャンスがない。
そんな時、会社帰りに強引に食事に行くが・・・・・・。
★嶋の傷つきやすく、前に中々進めない感じが切ない。
外川は大雑把な感じを受けるが、やはり過去に傷ついている。
嶋とは違って思ったことを素直に感情表現する性格。
最初は身体からの関係だったが外川も段々と惹かれていく。
不器用だけど、無骨だけどの二人のストーリー。
駆け抜けるような時間の速さはなく
ゆっくりと思い悩みながら進んでいく嶋。
すれ違ってしまってもうダメかなと思ったとき、
やっと踏み出していく。
元カレの言葉やひどい仕打ちを思い出しては
同じような場面で外川は全くと言っていいほど
前向きな言葉に嶋は救われていくんだなって思いました。
同じ考え同士もいいのかもしれないけど、
自分の後ろ向きな部分を前向きな対応してくれると
頭を殴られたような気持になるときがあります。
きっとそんな感じなのではと思います。
気づかされる。こういう考え方もあるんだ。
自分は忘れていた。もしくは思考はなかったな。
って感じですかね。
お互い良い方に影響しあえるのはいいですよね。