玉響
玉響 2015年3月8日発売
原作 : ゆき林檎
貿易商の一人息子で混血の通忠。
その容姿のお陰でよくいじめられていた。
そのころいつも助けてくれた幼馴染立花がいた。
その心を開いていた立花と旧制高校で再開した。
過去に立花とタバコ屋の娘との情事を目撃してから
通忠は立花に会うことはなかった。
その時にラムネを落としてしまい割れたガラス瓶の中のビー玉を
立花は大切に持っていた。
再開後、また心が開きかけた時、立花の家が資金繰りに失敗して
学校をやめることになり、そのあと、関東大震災で
会えなくなってしまう。
混乱の中、通忠は5年もの間作家になるのが夢だった立花を
それだけの手掛かりで探し続けていた。
通忠には結婚が決まっていてもう時間がなく切羽詰まっていた。
ある店に現れる作家がいると聞いて名前は違ったが何日も通っても
会えなかった。明日が結婚式だという日に
その店が閉まっても外でもう少しと待っていた・・・・・・。
いやー・・・。
原作も泣けたけどCDも泣けます。
原作なんて何度読んでも泣きますね。
最後の言葉がたまりません。
また、松岡さんの声が切なく聞こえます。
いい声だ。